乾かさない田んぼで稲刈り ~見学&体験歓迎!~
2017年10月03日
実りの秋!!
今年も稲刈りのシーズンがやってきました♪
たった1粒のお米から1本の苗が育ち、その苗を「1本植え」した株がこんなに分けつして立派に育ち、たくさんの米を実らせる。…わかっていても、毎年、感動してしまいます。
暮らシフト田んぼでは、水かさは減らしますが、完全には乾かしません。せっかく水生生物の住処として生物多様性が育ちつつある環境を壊したくないので。
そもそも、秋に田を乾かすのは、稲刈りをしやすく、コンバインを入れやすく、米の登熟と乾燥を早くするための人間都合。ごくたまに干ばつで干上がることはあったとしても、基本的に、湿地は1年中湿地であるのが自然本来の姿かと。
また、通常の田んぼは稲刈り後に荒起しをして乾燥させ、土中にワラや雑草などの有機物と空気を鋤き込むとともに、土中に溜まったメタンガスを抜きます。一方、うちの田んぼは無施肥&不耕起で有機物を土中に漉き込まないため、通常の田んぼに比べてメタン発酵はあまりしていないと思われます。田んぼから出るメタンガスは、二酸化炭素の20倍以上の温室効果があり、無施肥&不耕起栽培は、地球温暖化防止にも有効な農法であると言えると思います。
暮らシフト田んぼでは、10月から11月にかけて、マイペースでぼちぼち稲刈り作業をしています。
見学、体験、手伝い歓迎です☆ (事前に連絡くださいね)
Posted by 暮らシフト研究所 at 18:00│Comments(0)
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